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夏空に、白く輝く甲斐の駒(2,967m)
行く先は、後立山、八方尾根から五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳と辿り、扇沢に至る2泊3日の稜線歩き、昨年の白馬岳~唐松岳の続きを歩く予定だ (⌒^⌒)b うふっ。 当初8月10日に出発する予定だったが、高速の千円ポッキリ料金が適用されない事に気が付き、急遽9日の夜中に出発した。 1週間程前の天気予報では、良さげな予報だったが、直前に台風8号が沖縄近辺を北上し天候悪化、追い討ちを掛ける様に台風9号が発生、丁度11日頃に日本へ再接近しそうな気配だが、9日の予報では10日は雨後曇りだったので、行く毎に雨は弱まると読んだ。 家を出る頃は曇りで時々小雨がパラついていた程度だったが、駒ヶ根辺りから雨脚が強まってきた。ムムゥ? 先行きに不安が?。 梓川サービスエリアで仮眠を取ったが、車のルーフを雨が叩く音に眼が覚め、テンションは激下がり、「行くぞぉー!」という気には為らない。 予報を聞くと午後には雨が上がりそうだったが、山ではどうなるか判らない。雨に打たれての尾根歩きも気が滅入るし…、此処で撤退する事にした。7月に続いて雨に祟られ、今年の天気はどうなってんの?(゜_。)?である。 11日~12日と家でブラブラしていたが、どうにも収まりがつかない。夏休み後半、このまま家に居てるのも何だかなぁ ~(^_^;)。 で、急遽7月の甲斐駒リベンジを思い立つ。取りあえず山小屋が取れるかどうかが勝負の分かれ目。13日に、一番大き長衛荘に電話を入れて見ると、何と翌日の予約が取れてしまった (^ё^) ♪♪。 こりゃ行くしかない。で 急遽再出陣となった。 幸いにして13日~16日は高速千円ポッキリ料金だし、天候はまずまずで雨には合わないで済みそうな気配である [今回の軌跡&Time-Tble] 14日の朝、前回の轍を踏まない為余裕の7時前に出発。途中お盆休みの停滞に捕まる事もあるかと思ったが、心配していた四日市ジャンクションと土岐ジャンクションも無事に通過し、高遠で昼食が取れる余裕で、戸台口には12時半に到着した。 駐車場に車を止めて、バス乗り場に行くと、直にバスが出て待ち時間無し V(^0^)。 林道途中で日本カモシカに遭遇。バスが停まってもキョトンとこちらを見ている。 カモシカはシカが入っているが、シカ科じゃなく牛や山羊と一緒のウシ科だそうだ。その証拠にシカの角は落ちていてもカモシカの角は落ちてない。 50分後には再度北沢峠に降り立つ。 前回来た時よりも峠が明るく感じられた(気分か?、天気か?)。 長衛荘に荷物を置いて周囲を散策。食事後に空を見上げると、明日の好天気が期待できる満天の星である。 15日朝4時前に起き出して外に出て見ると、月と星が雲の間から覗いていて、好天を期待させた。 朝食は前日に渡された弁当だが、5時半頃には味噌汁が用意されると聞いていたのでグズグズと時間を潰し、小屋で弁当と味噌汁を2杯頂き、いざ出発となったのは5時半前だ。 予定では4時半には出発する心算だったが、味噌汁につられて1時間遅れとなった。此れで良いのか? (ーー;)。 長衛荘から林道を少し下ると仙水峠への入り口だ。 少し進むと、前回泊まった北沢駒仙小屋となる。 前回より人が少なそうだ。何で?。 駒仙小屋の前の橋を渡って緩やかな山道を辿る。やがて、傾斜が少しきつくなり、ロープの架かった段差を登ると仙水小屋に出る。 此処までは前回と同じである。 仙水小屋から樹林帯を更に登って行き、前方の木々がポッカリと口を開けるとガレ場だ。 踏み跡が判り難いガレ場を、赤テープとケルンを頼りに30分程登ると前方に巨大な岩山が姿を現す。仙水峠到着である。 正面には摩利支天がそびえ、振り返れば仙丈ケ岳のなだらかな山容が望める。右に行けば栗沢山、左に行けば駒津峰。どちらも急登の様子だ。 天候は良く、登って来た方向はクッキリ・スッキリだが、摩利支天方向は下から雲が湧き出して、時々視界を遮る。 味噌汁に釣られて出発が遅くれたのが響きそうな気配?。(*'へ'*) ンー 。 仙水峠で少し休憩を取って、此れからの登りに備える。 何といっても此処からは高低差約500m一気の直登だ(´ヘ`;) ハァ。 シラビソの根もあらわな急坂をヒィーヒィー、ハァーハァー、喘ぎながら登る。所どころ、ここで休憩したら?、と 栗沢岳の方向に視界が開ける。 木々の切れ目から栗沢岳、その後に北岳、間ノ岳が綺麗に見えた。 日本第二位の標高、甲斐駒ケ岳の山頂からじっくりと見たいものだ。 (左:栗沢岳、鋸岳、右:北岳、間ノ岳と思う)。 森林帯に続いて這松帯を抜けると駒津峰山頂に到着。此処まで約2時間、チョット遅いか。 甲斐駒のビューポイントだが、既に雲が湧き上って、時々切れ目から顔を覗かせる程度だ。 (左:山頂標識とガスる甲斐駒ケ岳、右:甲斐駒との鞍部への下り) 駒津峰から痩せ尾根を辿ると途中に六方石と呼ばれる大岩がある。それを越えると甲斐駒山頂への直登と巻道の分岐だ。 分岐の標識が立てられている所は小さな平坦地で、休憩には丁度よい所だ。此処に連れのザックをデポする。 ただ、実際の分岐は少し登った所にある(岩に赤ペンキで矢印がある所)。 平坦地から見た甲斐駒ケ岳。白く輝いている。 登りは、迷わず直登コースを選ぶ。巻道は歩き難そうな砂礫の道が続くようなので、心理的に避けたい気がある。 ここから標高差約300m、岩稜帯の直登だ レ(゜゜レ) ガッツだぜ!!。 赤矢印に従って岩に取り付く。見た目ほど難易度は高くなく、慎重に登れば問題なし。それよりも、何だか息苦しくて足が重い (>_<)。 高度が上がる毎に頭が締め付けられるような頭痛だ。わしゃ 孫悟空か?。 岩場を慎重に登り、ザレ場に入ると、山頂はもう其処だ。 口をパクパクさせて酸素補給している内に、連れはさっさと最後の岩場に取りかかっている。待ってくだせぇー オデーカンさまぁ~!! (°口°;) !!。 重くなった足を引き摺るように最後の岩場を越えると山頂に飛び出した。 フゥー! チカレタ!。取り合えず「祝 リベンジ完了!!」(V^-°)イエイ!! 今日の天気は晴れ時々曇りのはずだったが、山頂はガス時々晴れ。 ガスっている時は風が涼しく気持ちが良いが、青空が見えると夏の強烈な太陽にジリジリと焼かれる気分。とてもじゃないが日向で休憩する気にはなれない。 岩影を探してウロウロするが、良さそうな所は既に先客がいる。皆考える事は一緒なのね (;´д` ) トホホ。 何とか少し出来る岩影に潜りこみ昼食休憩とする。 「山頂からは360度、日本の高い山は全部見える、と言われるほどの大展望」らしいが、雲に巻かれて展望は殆ど無い _(_^_)_ガク。 雲が切れても頭上だけで暑いばかりだが、まぁー 雨が降らないだけでも良しとする。 (左:山頂標識、右:石の祠) 小一時間休憩したので下りに取り掛かる。下山には巻道を行くが、出だしから砂礫で滑り易そうな感じだ。疲れの見えた足には此踏ん張りが結構堪えそうである。 山頂から少し下がった小ピークには大国主命と駒嶽大権現の石碑が乱立している。更に下ると摩利支天が足下に望める所に出る。 左は絶壁、ヨロっとでもして足を滑らせれば、天国か地獄か、直行便に乗車だ。オー怖!! (>_<)。 摩利支天分岐。砂礫の斜面が歩き難いのと次々登ってくる登山者との擦違いとで意外と時間が掛かり、此処まで約30分掛かった。 当初は摩利支天を往復する予定だったが、時間が無いのでスルー。 山頂より1時間程で直登分岐に戻ってくる。 此処で、駒津峰への登りに備えて小休止。 駒津峰へ戻り着く。鞍部からの登り返しは疲れもあって堪えた。 この後、双児山経由で北沢峠のコースを取る。 時計を見ると既に14時15分を越えていた ( ̄□ ̄;)ガーン。 此処から北沢峠まで標準時間で1時間50分、ダッシュで降っても16時に間に合うか?? (>_<)。 双子山への登り返しで振り代えると、駒津峰の後ろに甲斐駒岳が。 双子山に15時前に到着。ムゥー!思ったより時間が掛かったか!(~_~;)。 双子山への登りが足を引っ張った感がある。 我々鈍亀隊(何時から隊を組んだんだ?)は下りは強いが登りが全く駄目と来ている。修行不足を露呈 \( . . ) ハンセイ。 この一分を争う時に、オデーカン様はマッタ~リと電話中だ! (^_^メ) ピクピク。 「いい加減にしろ!!、打っ棄って行くぞぉ~!!」なんて 言えませんなぁ~(-_-;)。 双児山からはシラビソの樹林帯の中をジグザグ巻きながら下るが、標高差600mは半端じゃなかった。 転がるように下って行くが、中々到着しない。 もう駄目かなと思う頃に、バスの音が聞えだし、見慣れた北沢峠に飛び出した。 時計を見ると15時56分、ギリギリ・セーフ。既にバスは停留所に停まっていた。 良かったぁ~!! \( ^o^ )/ ヤ ッター♪。此れで帰れる。 最終バスに乗り込み、小一時間で戸台口に戻ってきた。 はぁー 疲れた!。さぁー 温泉だぁ~!!。 此処はバス停近くに温泉があるから助かる。 さて、一っ風呂浴びるか ( ̄― ̄)ニヤリ。
by loco156
| 2009-08-17 22:19
| H21 再甲斐駒ケ岳
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