人気ブログランキング | 話題のタグを見る


気ままな山歩の記録
by loco156
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ
”ド”の付く、直登道!!。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_2213338.jpg
2年前の秋に、会社の長老S氏と西穂に登りに行ったが、ピラミッド・ピークで涙の敗退となった経過があった。

それ以降、折に触れて山行きコールがあり、昨年は御岳を計画したものの天候が良くなくて断念。
今年は、本人の希望もあり、久しぶりに八ヶ岳の赤岳を目指すことになった。
(同じ別荘地の住人に、「赤岳ぐらいは、、」と言われ、内心ジクジクたる思いがあったようだ)

スケジュールだが、おじん2人組ならではのマッタリ予定。
1日目は南沢から文三郎道を経て赤岳へ登り、山頂小屋で1泊、翌日に横岳から硫黄岳を経て北沢を辿る、赤岳最短の定番コースとした。

前日の10月7日、会社から帰ると飯も食わずに家を飛び出し、一路茅野のS氏邸を目指す。約4~5時間の行程だ。

途中、コンビニで買ったサンドイッチで夕食とし、途中休憩1度で走り抜き、S邸前に午前1時に到着した。
S氏の車に乗り換えて、別荘を出たのが2時少し前だった。

真っ暗な道を美濃戸に向かって走って行くが、美濃戸口からは未舗装の悪路、初めて走るS氏はかなり緊張したようだった。
別荘から40分程度で美濃戸の赤岳山荘駐車場に到着。
駐車場は既にかなりの車が停まっていたが、まだ余裕はありそうだった。

此処で、6時過ぎ迄仮眠することにしたが、どう言う訳か小一時間程で目が覚めた。
何か落ち着かなくて、座席でゴソゴソしていたが、突然 頭に閃きが走った。

(°д°;;) ナント!、、靴忘れてきた! (>▲<;)ゲェェ・・。

S氏の別荘で車を乗り換えた時だ! (;^_^ A フキフキ。
さて、如何する、、、おいら!。

仕方なく、眠りこけているS氏を起こして、取りに帰ることになった。

赤岳山荘のご主人に訳を話したら、「三井の森往復なら1時間程度だから、未だ駐車場に空きがあると思うよ、早く行くに越した事はないけどね」との事。
急いで、S氏の別荘に引き返し、Uターンして来ると既に5時前。
林道は早い登山者が既に歩き始めていた。

駐車場は、空きが埋まるかと危惧したが、無事に元の位置に駐車出来た。
フゥー!! やれやれ。どうも先が思いやられる ( ̄~ ̄;)ウーン。

二日目は-> -> -> -> -> こちら ( ^^) _→
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_2141578.gif




≪画像は全てクリックで拡大します≫

早朝のドタバタで、小一時間も寝たと思ったら起床予定の6時だ。
眠い目を擦りながら、出発の準備をする。

朝食は、S氏の奥様に作って頂いた御握り( m(_ _)m 謝々 )とインスタント味噌汁でサッサとすませ、6時半スタートとなった。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_2255221.jpg

赤岳山荘駐車場から、少し歩くと美濃戸山荘に着く。
其処から目と鼻の先に、柳川の南沢と北沢の分岐だ。
此の看板の前が撮影ポイントで、今日も先行者が記念写真を取っていた。
おっ! 山ガールか?、幸先良し、、、って 何が?ですな。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_20365570.jpg
今回、行きは南沢を辿る。
そろそろ紅葉も良い時期かなと思っていたが、思っていた程ではない。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_2262652.jpg

谷沿いのシラビソ林の中をゆっくりと進む。

この連休、好天が期待できるので登山者が多く、次から次へと面白いように追い越される。フン!、ワシらは亀足隊鈍足部だわぃ けっ!。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_20473223.jpg

それでも2時間ばかしで涸れ沢の白川原(しらっかわら)に出た。
白川原に出ると、前方 樹林帯の上に横岳が見えてくる。
此処から行者小屋迄は30分程度か?。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_22152563.jpg

白川原から暫く森を歩く。
喧騒が聞こえてくると行者小屋に到着だ。
予想通り、小屋前のテーブルやベンチは人で一杯だ。
テン場もかなりのテントが設営されている。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_2215553.jpg

少し時間が早いが、此処の名物「おでん」を食べない訳には行かない、、、なんて事は無いんですがね。
兎も角おでんを食べることにする。そうなると出番が来たとばかりにザックから取り出したのが、1カップの黒霧島だ!。
まぁ1杯、てな事になったのだが、何とS氏は蓋に1杯で十分だとの事、、、( ̄□ ̄;)ガーン。

結局、殆ど1一人で飲んでしまった、、、ムムゥ (--〆)。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_20593011.jpg

30分程、おでんをつっつきながら焼酎をピコリ、、
「いい気分ですな~!」なんて、吉田卓郎気分に浸っていたが、頂上小屋には予約も入れてるし、何と言ってもこの好天気、無駄にする訳にはいかんやろ。
で、気を取り直して出発することにした。 
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_2119424.jpg

行者小屋から文三郎道と阿弥陀岳への分岐に向かうが、何だか気分が今一だ。
寝不足の上に、さっき飲んだ黒霧島が効いて来たらしく、フラフラしている有り様。
S氏からも「顔色が悪いで」との有難い突っ込み、、、ヒィー(>_<)。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_22162164.jpg

ヒーヒー!、ハァーハァー!、、、何とか階段下にたどり着いたが、階段を見上げた時にゃ、めげました。ウップ!、、、、気分が、、、(>_<)
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_22195463.jpg

何とか梯子をこなし、急登のザレた道に変わる所で一休み。
上を見上げると、、、、青空と白い雲、もう一息だ。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_22245982.jpg

苦しんだ割には順調に高度を稼いで、小屋から1時間程で文三郎尾根にたどり着いた。

先ほど見上げた時は青空が広がっていたが、今はガスが上がってきて、展望が悪くなってしまった。文三郎尾根分岐で、少々休憩(と言うか、、、大胆に休憩 (!-_-!))。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_15342777.jpg

上がった息を整えてから赤岳に向かう。ヘィーこ~ら、ヒィーこ~ら。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_22301279.jpg

赤岳直下の岩場が今日の核心部で鎖場が続くが、何と無く、文三郎道の方が辛かったような気がする。
酔いが醒めて来たせいかも知れないが、今度は頭痛がぁ~!!(>_<)。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_22324693.jpg

文三郎尾根分岐から1時間余り。岩場の格闘を終了すると、赤岳山頂に飛び出す。
狭い山頂には沢山の人が思い思いに休憩中だ。
今回の最高到達点、赤岳山頂…標高2988m、、、頂きました( ̄ー ̄)v ブイ!。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_22363432.jpg

吹け~ば、飛ぶよう~な♪♪、、、今夜のお宿赤岳頂上小屋だ。
良くぞこんな所に立てたもんだと毎回感心する(今回で2度目の訪問です)。
2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅠ_e0050472_2237468.jpg

昨日の夕方は、かなりのガスで展望が得られず、小屋の食堂で一杯やりながら、四方山話。その内、酔いが回って来たので、寝床に突入、寝不足様態もあってバタン・キューだ。

1時過ぎに一旦目が覚めたので、外に出てみると星が瞬いていた。
こいつは期待出来るでっ! (^o^) フォフォフォ。




by loco156 | 2011-10-25 22:43 | H23.10 S氏と南八ヶ岳縦走
<< 2011/11/03 冬支度始... | Top-page | 2011/10/8~9 初秋の... >>