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気ままな山歩の記録
by loco156
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2011/10/8~9 初秋の南八っ、爺さん2人旅 そのⅡ
Top On The Top!
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朝食が5時半に割り当てられていたので、5時過ぎに起床。
天候やら展望やら、、時間潰しに辺りをウロウロ。

ふと、食堂の入口を見ると、S氏が既に並んでいる、、、て言うか、「待て」をされた状態、今にも突撃しそうである。(何せ、S氏は気が短いのだ、、、(;一_一))。

今日のご来光は5時45分頃らしいので、チャッチャと朝飯を食べてスタンバるつもり、、、だが、S氏はあまり興味が無いのか、「コーヒーを入れよう」と炊事部屋へ、のんびりとコーヒーを入れだした。
こちとら、気が気じゃない (-"-)ので、S氏を放っておいて赤岳山頂へ向かう。

山頂周辺は、ご来光狙いの人たちが、東を向いて鈴なりだ。
何時見ても異常な景色ではありますなぁ ( ̄ヘ ̄)ウーン。

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東の空が赤く染まりだすと、富士山も雲海に浮かびあがる。
その内、「時間ですよぉ~」てな具合で太陽が顔をのぞかせると、一斉に「オォー!」と、どよめきが起きた。
ニホン の アサー !!
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一日目は-> -> -> -> -> こちら  ( ^^) _→
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≪画像は全てクリックで拡大します≫

横岳・硫黄岳への縦走路を示す標識。此処から今日が始まる。

最初の一歩からガレた岩場の急斜面、既に赤岳天望荘から登ってくる登山者がいるので、落石には要注意だ。

しかし、スコーン、、、と抜けた晴天だ (o^-^o) ウヒッ。
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ガレた岩場の急斜面を慎重に20分程下ると、降下地点から見えていた赤岳天望荘に着く。既に朝のピークは終わったのか、ノンビリムードが漂っている。

少し先には地蔵の頭があるが、お地蔵様も今日は穏やかに見えるのは気のせいか?(かっては、こんな事も)。
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地蔵ノ頭から、岩尾根を少し辿り、荒々しい岩稜に取り付く。取り付き点は、二十三夜峰に架かる梯子で、此処から本日のハイライト、険しい岩場の降登が始まる。

尖った二十三夜峰を巻くように登ると日ノ岳の岩壁に取り付く。最初から鎖が付けられた急斜面の岩場だ。この後、鎖だっ!、梯子だっ!、痩せ尾根だ!、と息もつかせぬ連続技、、、o(´^`)o フゥー!。

日ノ岳を通過
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鉾岳(ほこたけ)から石尊峰(せきそんほう)を行く
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三叉峰(さんじゃほう)を巻く
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手乗り "フジサン" !!で~す (v^ー°)   お土産にどうかな?。
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富士山のビューポイントから少し先には、杣添尾根分岐の標識が立つ。
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杣添尾根分岐からは、広い、なだらかな尾根に変わり、視界が更に広がる。

前方には、横岳奥の院山頂と、それに集う多くの人が見える。
一旦少し下り、登り返しの梯子をこなすと、、、本日最高峰、横岳奥の院に飛び出す。
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頂きました!、、横岳奥の院(標高:2829m) (^-^)Vイエー
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山頂は、大賑わいで、この三連休の人出の多さを物語っている。
証拠写真を撮って、押し出されるように硫黄岳に向かう。

何とも、慌ただしい事だが、絶好のお天気なので、、、許す!! (^^)b

奥の院からの下りは、危険地帯で蟹の横這い、縦這いと名が付いている所("剱"にも同じ名前のついた岩場があるが、、、比べるのはちと無理がある)だが、今日のような好天気下では慎重に行けば問題はない。
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本日の核心部を抜けると硫黄岳山荘への下りとなる。
砂礫のザラザラ道で、滑りやすいが、コマクサの群生地。当然何も無し。大同心は何時もと同じようにスクッと立っている。
向かう鞍部には硫黄岳山荘が蹲まっている。
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硫黄岳山荘へは、ザレた砂礫道が歩き辛く、以外と時間がかかる気がする。
歩き始めて、3時間程度で到着した。
思ったより快調!、、、此処で少し長めの休憩とする。此処の、小屋前の休憩所からの展望も一級品だ。
スカイブルーにお爺さんおじさんが輝く (-_☆)V
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20分程休憩した後、本日最後の登りとなる、硫黄岳山頂に向かう。
横岳辺りから見ると、なだらかで楽勝の様に見えるが、いざ取り掛かると以外に堪えて、息が切れる。
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一足掻きすると、小石で覆われた広い空間、硫黄岳の山頂に出る。
ガスの時は迷いやすい所と言う事でケルンが立てられている。
此処からは、今回の辿って来たルートが一望できた
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硫黄岳から赤岩ノ頭へ下る。途中の展望も素晴らしい、、、、(^◇^ ;) ほぇ~
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此処から赤岳鉱泉への下り道に突入、樹林帯のジグザグ道となる。
展望コースは此処までである、、、(>_<;)・゚゚・。
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樹林帯のジグザグ道をこなし、二度ばかり谷を渡渉、ジグザグ道から谷沿いの道に出た所の紅葉。
今回は、時期的に少し早かったのか、あまりよい紅葉には出会えなかった。
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森を抜けると赤岳鉱泉の横に出る。

何とまだ11時半である。ちと急ぎすぎたか(^_^; アハハ…

終わっちまった!! o(´^`)o ウー

丁度良い時間なので、此処で昼食休憩、、、
取り敢えず、ビァーだっ!!、、、(^-^)v。
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赤岳鉱泉で、ビァーだ、ラーメンだと呑めや、食えやのドンちゃん、、、、は無く。
静かにラーメンを作り、小生をすすり、、、ボーッと小一時間を過ごす。
この一時が、、、たまらんですなぁ~ (*´ω`*)マタ~リ。

もう終わったも同然との思いで、心身とも緊張感が緩んでしまったが、考えるとまだ2時間程度の行程、、、気分的に堪える林道歩きが待っている。
12時半前に、仕方なく腰を上げて北沢沿いの登山道を歩き出す。

沢沿いの緩やかな登山道を、右に左に渡渉を繰り返しながら小一時間程歩くと林道終点に出た。
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此処からは、退屈な林道歩きが1時間ほどの続く。

途中で、ジゴボウ(ハナイグチ)を見つけてからは、鵜の目鷹の目、、、気が付いたら、沢分岐の案内板の前に立っていた。
(^_^; アハハ…、、、、目的意識の問題ですな。
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で! 10月9日14時18分、おじん二人組の初秋の南八っ縦走は、無事完了したのだった。良かった、良かった、、、まる。

今回の軌跡と所要時間
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動画もありますけん、、、、しっこいか! (^^ゞポリポリ





by loco156 | 2011-10-25 21:14 | H23.10 S氏と南八ヶ岳縦走
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