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流れも凍る?不動の滝
平成20年の初歩きに三峰山へ行ってきた。 今年は、久しぶりの正月スキーに行ったおかげなのか、もう一つ山歩きの気分が盛り上がらない。 土曜日もウダウダと過ごしていたが、今年の年初の誓い「年間24座登頂」(会社の年頭挨拶でも公言してしまった (--〆))がこのままでは最初から危なくなりそうである。 此処は老い先も考えると是非とも行っておかねば成らないと思い返した。 さて、行く先だが、この時期は樹氷狙いの金剛山、高見山、三峰山、観音平が定番、次点が和佐又山と言う所か?。綿向山も行ってみたい所だが、どの山も正月明け以降は降雪が無く、最近は気温が高くて余り雪が付いていない予感。 此処は手近で間に合わすかと三峰山とする。 今回も、単独行となる。正に孤高の人である。 その内「孤高の人」から「恍惚の人」に変ったりして。 そう言えば、最近物忘れがひどくなった様な…… (おぉー! 怖 (>_<))。 本来は会社の人達と行く計画もあったので、連れには以前から行くかもしれないと意思表示をしておいた(まぁ 大丈夫か?)。 当日は例によって、コソッと家を抜け出す。物音を立てないで抜け出すのが性になりそうだ。 何時ものようにコンビニによって食料を調達し、国道368を辿って、登山口のある御杖青少年旅行村に到着したのは8時前。 駐車場には既に数台の車が止まっており、準備に余念がない人もチラリホラリと見かける。 来る途中、三峰山の見える所があるが、山頂から尾根にいたる木々には全く雪が付いていなかった。 樹氷の無い三峰山なんぞに来る酔狂な人は少ないだろうと見ていたが、中々どうして、準備中にも次から次へと車がやってくる(この上、奈良の榛原からは霧氷号なるバスも出ている)。 さすが、近畿の冬山としては人気スポット(地域限定?)の名に恥じない人出だ。 準備を終えて登山口に歩き出す。 今回は、不動滝コースで三峰山山頂へ登って、帰りは新道峠から降りてくる予定。時間があれば白髭峠方面へ行けるだけ行ってみるつもりである。 <全画像、クリックで拡大します> 登尾コース、不動の滝ルートへの入口。登山口へは林道を左折。 周りを見渡しても雪らしいものは無い。 不動の滝。 やまとの水31に選ばれた滝で「三峰山の麓にある高さ約15メートルの滝。樹齢を重ねた杉の木の間から見える滝は荘厳で、冬期には氷結することもある。」と奈良県のHPで説明されている。 今回、滝の氷結はほんの一部だったが、下にある橋の表面一面に氷が付いて非常に滑りやすくなっていた。 今回のコース最大の危険箇所だったような。 不動の滝の少し上で登山道を鹿避けネットが横切っている。 針金で留めてあるゲートを空けて中に入る。 上がってゆくと、出口にも同じようなゲートがある。 不動の滝から小一時間植林帯の急坂をジグザグに登ってゆくと避難小屋の裏に出る。 此処で、登尾コースと合流する。 久しぶりの山行なのでピッチが上がらず、予定より時間がかかっている。 この辺りから少し雪道らしくなるがアイゼンを付けるほどでもない。 三畝峠。 避難小屋からの雑木林を抜けると三畝峠に出て新道コースと合流するが、曇天の為展望はない。此処まで樹氷は全く無く、尾根道に出ても全く無かった。 只、風も無く、気温も低く無いので歩きには良い条件だ。 でもなぁ~ 樹氷が売り物なんだけどなぁ~┐(´∇`)┌。 尾根出合からブナやヒメシャラの自然林を抜けると山頂に飛び出る。 山頂では数人の人に出会うが、想像していたより人が少ない。 皆既に通過してしまったの? ?(゜_。)?。 此処は北側が開けており、古光山から倶留尊山・大洞山、遠くには鈴鹿山地が望め、少し手前には御岳山のビューポイントの標識もあって、展望が楽しめる所だが、あいにくの曇り空で、辛うじて倶留尊山・大洞山辺りが霞んで見える程度だった。 まぁ この天候ではこんなものだと一人で納得。 此処から平倉峰方面へのルートを探してウロウロしてみたが良くわからない。やはり山頂からルートがあるのか?。 諦めて八丁平に戻ると誰も居なくなって独り占め状態となったが、樹氷なし、展望なしの無い無い尽くしでは嬉しくもない (--〆)。 早々に八丁平を後にして、高見山ビューポイントに行ってみるが、やっとシルエットが判る程度でこれも期待はずれだった。 まぁ 大した期待もしていないが。 自然林の尾根道をノンビリと辿る。 雪も殆ど付いていない所も多く、どう見ても樹氷祭りをしている山とは思えないが、自然には逆らえんと言うことだ。 小さなアップダウンをこなしてゆくと新道峠に到着。 このまま下がるのは時間的にも早いし、食事には早いし と 言うことで、白髭峠方面に少し辿ってみることにした。 此処で、水を持ってこなかった事に気が付く。 OH! NO! カップ麺はどうすんねん Σ(゚Д゚)ガーン。 気を取り直して白髭峠方面に行ってみる。 さすがにマイナーコースなのか最近歩かれた後も無いので、目印の赤テープを頼りに辿ってゆくと道はどんどん下ってゆく。 道は結構傾斜があり、標高を100m程度下がった所で、帰りに此れを登り返すにはチト辛いし、腹が減ったので食事を取りたいし(水が無いので、雪の在る所まで行く必要があるし)で、さっさと諦めて戻ることにした。 結局、大して下らずほんの時間つぶし程度。 我ながらヘタレである ( ̄~ ̄;)う~ん??。。。。これで白馬は失笑か??。 この後新道峠近くまで戻って雪溜を探し、雪を溶かして水を作って、やっとカップ麺にあり付いた。 ふぅー ドジッタわい。今日は風も無く、雪も降っていないので助かった。 新道峠から谷沿いの登山道を下ると25分強で舗装された林道に飛び出した。 さて、此処からがなが~い林道歩きとなる。 この林道を下る下る、嫌に成っても下る。 っても 2km程なんだけどね。 この橋(ケヤキ谷橋)まで来ると、旅行村まであと一息である。 尚、この橋を渡って登ると登尾コースに休憩小屋当りで合流する。 新道峠ルート登山口から約2km舗装路を下ると旅行村に到着。 フゥー舗装路は苦手だ。心理的に疲れる (;´▽`A`` 疲れた~。 駐車場に樹氷号が3台止まっていた。 これで来た人は、今どこに(・・?。 三峰山から帰ってくると、雪が降り出して、夜には雪が積もり始めた。 山に居てる時は全くだったのに、皮肉なものである。 結局、今回出合った人は、グループ2組、単独行3人と、静かな山歩きだった。 朝出合った人たちや樹氷号(他にも観光バス1台)で来た人たちは何処に消えたんだ??。 なぞである (・_・?)ハテ。
by loco156
| 2008-01-20 22:42
| H20 三峰山
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