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気ままな山歩の記録
by loco156
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2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山
岩場修行じゃ古光山
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この所、月1回の山歩き。
年初に立てた年24回の山行き目標だが、中々ペースが上がらない。
6月最初のせっかくの日曜日、天気はまずまずの様子なので何処かに行きたくなった。
さて 何処に行くか?。
連れはきっと近場を主張するだろうが、この所の省エネ山歩きでは、夏に目論んでいる山歩きにはちと修行不足だ。でも、やっぱり近場だろうなぁ。ガソリン高いし。
そこで閃いたのが曽爾の古光山。
此処なら家から30分程度の極近場で、連れも文句は無いだろうし、激登降の急斜面で岩場歩き修行にもつながる。


≪画像は全てクリックで拡大≫2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_2131202.jpg
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本日のお疲れ踏跡。長尾峠から後古光山経由古光山のピストン。
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当日、近場なのでノンビリ出発したら長尾峠の登山口到着が10時を超えていた。チョット、いや、かなり遅いご到着である (ーー;)・
辺りには誰もおらず車も無い。峰続きの倶留尊山は有名だが、古光山はそれほど一般に知られていないようなので当然か。
長尾峠は切通しになっていて、左に亀山への登山口、右には古光山への登山口がある。
亀山への標識にカラスが泊まって此方を睨んでいる。何か文句でもあるんかしら?。
2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_0473599.jpg古光山への標識に従って杉林に入って少し行くと、目前の急斜面を直登する木階段が現れた。
そう言えば、前回来た時もこの階段を登るのかとゲンナリした事を思い出したが、今更「階段嫌だから撤退ね」なんて言える訳も無い。
仕方なく、鬱蒼とした杉林の中をヨタヨタと階段を登るが、やっぱり楽しくはない。
2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_0504186.jpg我慢の木階段が終わると、少し平坦になった稜線にでた。
残念ながら展望は良好とは言いがたい。落葉時期には倶留尊山等が見えるのだが、今の時期は木陰の間から覗ける程度だ。
少し登ると、道が分かれており、右下に屋根が見える。
案内は無いが、右折すると小屋に出る。
もう少し登った所に、又 分岐があり、其処には小屋への表示がある。

尾根道の両側がススキに変ると左の展望が一気に広がり、振り返ると倶留尊山、二本ボソの山並が、左には大洞山、尼が岳等の山並が一望でき、正面には後古光山の、距離は短いが結構峻険な姿が見える。2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_0523295.jpg2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_0524939.jpg
道を下って右に曲がって行くと又登りになって、途中に、右は後古光山、直進すると広場との標識が立っている。
以前来た時はこの標識を見過ごして直進し、引き返してきたが、今回は見落とさず標識に従って右にルートを取った。が、少し斜面を登った所で広場への道と合流。「何のこっちゃ」である。しかも、広場への道の方がなだらかで幅も広い。
後古光山への取り付きから傾斜がきつくなり、道に沿って真新しい鎖が付けられている。以前はロープが張られていたが鎖に替えられたようだ。
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2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_18243998.jpg鎖付の道や丸木階段をこなして行くと、少し開けた所に出るが、此処は後古光山のピークではない。
この先少し登って行き、頭上が明るくなると後古光山の山頂に出た。
山頂は周囲は草木に囲まれているが、背が低い事もあって展望はそれなりに望める。
只、天気の良い夏場は此処でノンビリとはしていられない。
頭上に何も遮るものが無い為、まるでフライパンで焼かれるピーナッツ状態、熱ッ~ (>_<) である。
天使の輪を被ったおじさんには殊更こたえる。

さて、此処からが今回の核心部分。
オデーカン様は少々お疲れ気味だが、お気に召すかな?(´ー`) ウフフ

山頂から激降りの道を、岩や木の根を頼りに少し降った所で、若い男性が座り込んで下の方に何か指示をされている。
下からは、女性の「何処に足置いたらえーの?」、「こんなん登られへん」、「きゃぁー怖い」等々中々華やかである。
登り切った所で「あー怖かった!」と座り込んでしまわれた。
男性がホッとした表情で、「此処はきついですね」と声を掛けて来たので、「取り付きから巻き道があつたはずですけど、今更ですが」と応えてく。
この後、続いて登ってきた男性2名も「此処はきついですな」。
此処の挨拶は「此処はきついですな」か ?(゜_。)?。
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2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_18264535.jpg一度降っているので思ったよりスンナリ降りられたが、初めての連れはそれなりに苦戦している。
ロープ等にストックがひっ掛かって危なげなので、「急斜面でストックを使かわないで。ストックを投げ下ろして」と言うと、此方目掛けて投げてきた。
飛び退いたが、危なく当る所だった。
ムゥー 日頃の恨みでも在るン?(^_^メ) ピクピク。

短い手足を駆使して連れが無事降り立ち、一息入れて少し道を降るととフカタワである。
古光山に向って右に降れば曽爾高原ファームガーデン、左に行くとみつえ牧場に出る。
標識を見た連れが、「此処から曽爾高原に降りようよ。お腹も空いたし」とのご希望を出されたが、この先の急登がこのコースの核心その2、此れを行かずして此処に来た意味は無い。キッパリ!。で、ブツブツ言ってる連れを尻目に急登に取り掛かる。

難関は、少し上部にある登山道を塞いでいる岩の乗越えである。
足掛かりが少なく、有っても上の方なので、連れの足が届くか??。
で、やっぱり届かなかった ┐(´∇`)┌。
さて如何しようか?、と 迂回路が無いか周囲を見回すがそれらしきものは無い。
岩に幾本か掛かっているロープに視線を戻すと、その中に、輪っかを作った物を発見。
此れを頼りに無事に岩を通過。ヤレヤレである(´ヘ`;) ハァ。
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その後、急登を手足の四輪駆動で這い登ると山頂に飛び出す。
道は急登の上、前日に雨が降ったのか、粘土質の土が少し緩くなっていて滑りやすい。
降りは更に注意が必要か?。 
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山頂は平坦で、展望は良くない。以前来た時は倶留尊山方面が大きく開いていた記憶があるが、木々の葉が茂っていて、隙間から倶留尊山や集落が見える程度だ。
此処から南峰への縦走路が続いている。
以前ネットで、此処よりも南峰側に展望が良い場所在りとの情報を得ていたので、其方に足を延ばそうとすると、連れから「私は行かん!。此処でいてるから一人で行ったら。何か有っても知らんからね!」。
(「何か有っても知らんからね!」って、どう言う意味? 判らん?(ーー;)。

仕方なく、一応様子を見に痩せ尾根を少し進んでみるが、少し先で鞍部となり、30m程の登降と見た。昼飯前にやっつけるにはチト手強そうなのでサッサト引き返した。どうせ根性無しです ケッ!。2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_1835710.jpg2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_1835273.jpg
山頂で食事を取るが、蝿がうるさいので早々に降りる事にする。此れからの時期は、蚊取り線香が必須である。メモっとこ。

さて降りだが、連れも様子が判っているので順調に登降したが、途中で2度ばかり足を滑らせ木に引っかかっていた。「油断一瞬、怪我一生」である。気を引き締めてくださいね~。
2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_18373279.jpg核心部の降登をこなし、かなりヨレヨレで後古光山山頂に到着。
連れは結構応えたのか思わず万歳である。
お疲れさん!。此処からは降る一方ですよぉ~!(^^)!。 
2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_18383974.jpg尾根道の途中にあった小屋に立ち寄ってみる。
連れは「寄り道せんと帰ろう」、「又 戻ってくるのはいやや」等言っているが、此処は知らんプリである。
小屋は以前と同じ佇まいで、やはり 余り使われていないようである。
此処でも暮らせるなぁ~、家より建てつけがしっかりしてるで。
2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_18395518.jpg小屋から少し上り返すと元の尾根道に出る。
この後、杉林に突入し、長い木の階段(数えてみたが多分245段か?。連れがチャチャを入れるので自信は無い)をトコトコ降る。
前方が明るくなると長尾峠である。
2008/06/01 新緑煌く初夏の古光山_e0050472_18403519.jpg最後の締めはやっぱり此処。お気に入りのお亀の湯でマッタリ。
何とも言えませんなぁ~ 極楽極楽 ( ̄ー ̄)v ブイ!。

by loco156 | 2008-06-01 22:57 | H20 後古光山・古光山
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