タグ
台高山系(55)
百名山(28) 大峰山系(22) 鈴鹿山系(21) 北ア山系(16) 八ヶ岳山系(16) 室生山系(15) スノーシュー(13) 7マウンテン(10) 和泉・金剛・葛城・生駒(7) 同行山行(6) その他(6) 布引山系(6) スキー(5) 北摂山系(5) 屋久島(4) 四国山系(4) 中ア山系(4) 南ア山系(3) 大山山系(3) 比良山系(3) 松阪香肌イレブン(2) 富士山山系(2) 伊吹山系(2) 両白山系(2) 度会山地(1) 高尾山系(1) 亀山7座(1) 天城山系(1) 以前の記事
2013年 01月2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 more... 検索
お友達の輪
ミリンの山日記
つれずれなるままに 私を登山に連れてって ラグライア 二子玉川店 ペンション【あぎ】 ロコの山迷記-Ⅱ (2013年1月~) ロコの山迷記-Ⅲ (2019年 1月~) ロコの山迷記-Ⅳ (2022年 4月~) [リンクフリーです] 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
白い花咲く、盆栽平は背高ブナの木。
此処まで何とか最低月一回の山行を確保していたが、このままでは坊主の月が出来そうで、内心焦りもあった。 今月最後の3連休。当初、最初の土曜日は出社の可能性が噂されていたが、直前に休みとなった。 連休の後ろ2日は、既に連れから予定を入れられていたが、1日ポッカリと空きが出来た。 天気予報を見てみると、土曜日は晴れ、日曜日の午後から下り坂となって月曜日は曇り後雨となっていた。ウヒヒ!である。 先日9日も、曇り後雨との予報だったが、一類の望みを持って出撃。 当初、ワサビ谷からヒキウス平を目指すか千秋林道終点から盆栽平を目指すか、決めかねていたが、万才橋に着くと車が2台止まっていたので、林道終点から盆栽平狙いに絞る。 万才橋を渡って尚も林道を進み、林道終点に到着した頃には雨が降ってきた。 初めてのコースでもあり、雨に打たれてトボトボ歩くのが楽しく思える程悟っても居ないし、酔狂でもない。 早々と撤退し、家に帰ると、連れから「あの辺は雨が多い所がから当然」との顔をされた経過があった。 此処は再度出撃しなくてはお天とう様に申し訳が立たない。で、久々の山歩きである。 行く先は、先日撤退した木屋谷、盆栽平周辺の散策。 暫く前からネットで「ヤブコギネット」と言う山のフォーラムを見つけて情報収集に余念がなかった。 以前、明神平より奥山谷を下り、道をロストして苦労した事があり、木屋谷川周辺は何となく避けていた節があったが、「ヤブコギネット」で色々知ってくると俄然歩いてみたくなった。 曰く 国見湧水(若水)、曰く 盆栽平、曰く 国見公園、曰く 565サワグルミ等々、気持ちは嫌が上にも盛り上がる。 と言う事で、11月最後のチャンスを有効利用することにした。 朝、例によって連れを起こさないように抜け出す心算だったが、前日飲み会があり、いささか二日酔いぎみで起きれなかった。 出かける時に、連れから「私の車、使わんといて」とキツイお達しがあったが、流石にアルファでは千秋林道終点迄たどり着けそうに無い。 「許してくだせい。オデーカン様。男にや行かねばならぬ時もある」と哀願を振り切って連れの軽自動車で走り出た。 フゥー!。人生 何処に苦労が転がっているやら ┐(´∇`)┌。 本日の軌跡及びタイムテーブル (以下、写真はクリックにて拡大) 千秋林道の荒れた道を30分程度ヨタヨタと上がってゆくと、万才橋の袂に軽自動車が1台泊まっていた。 先日来た時は、天候が悪いのにもかかわらず、10名程度のパーテーが此処から登っていった。 千秋社(キッコーマンの関連会社)の立て札は殆ど無視か?。 人の事はいえないが。 さらに悪路を登ってゆき、一部崩れた道をすぎて林道終点に到着すると既に1台車が停まっていた。 少し道幅が広くなっているが、Uターンも困難なので、直前にある小屋の横に車を止める。 先日来た時は、視界に広がる谷や尾根は紅葉だったが、今は殆ど落葉し、視線を上げると、雲の間に見え隠れする水無山辺りは白くなっている。 もう山の上辺りは冬到来のようである。 林道にもこの辺りから雪が現れ出している。 千秋社の立て看板に挨拶をする。この辺、律儀なんである。 林道終点から道の崩れた所を慎重に越えると又林道が続いていて、5分程歩くと林道が無くなり、少し上に道子碑が立っていた。 此処で上に辿ると、上部の林道に出るとの表示が木に掛かっている。 [左…道子碑、右…上部林道への案内] 道子碑からは踏み後が三方に出ており、右上に続く踏み後と左上に続く踏み後と左下に続く踏み後があったので、基本的に谷筋に沿って行くはずだからと、左下に続く踏み後を辿る事にした。 少し行くと赤テープを見つけたので、其れを頼りにトラバース気味に薄い踏み後を辿ってゆくと、小さな谷に出た。 谷を渡ると、そこから尾根に向って踏み後が続き、途中ではビニールテープや登山道と書かれたテープなどが次々と現れてきたので、何でこうも上がらにゃいかんのんだと思いつつ、ヨタヨタと尾根を登ってゆく。 途中から雪が現れ出して、気温も低くなってゆく。 尾根は大きな木が生えているが、灌木や笹等は無く、傾斜はあるが明るく、気持ちよく歩ける。 何となく、予定ルートとは異なる様だが、このまま行くと何処に出るのか楽しみではある。 雪が少しづつ厚くなってゆく明るい尾根を、右に左にフラフラ歩いてゆくと、突然林道に飛び出した。 えっ!!、これって、予定と反対側に出てる!! ( ̄~ ̄;)う~ん??。。。 連れが居たら、「間違えるにしてもエエ加減にせぃ!!」と罵倒されるは必須。 一人で良かったと思うひと時だったが、いかに勘で歩いたにしても、狂いが大きすぎる。お迎えが近くなったか?。 さて、如何するか?。このまま歩いて予定と反対に回るか、それとも一旦下って予定コースに乗るか?。 なんて考えている間も、足は雪で被われた林道を先へと進んで行き、その内、馬駆ケ場(「山はたのしい」のキャプション付き)を過ぎ、木梶分岐を過ぎ、馬駆ケ辻に出てしまった。 馬駆ケ辻で、今日始めての人影(後姿)を見る。赤ゾレ方面に向われるようだった。 [左…馬駆ケ場(山は楽しいの標語付)、右…木梶分岐] [左…国見山方面、右…日本庭園] 馬駆ケ辻から道を左に取って、国見山の方へ台高縦走路を歩く。 縦走路は既に冬景色で、吹き溜まりの雪は10cmを越える所もあり、こりゃスノーシューの出番やでと、つぶやきながら歩いていると、左の斜面をトラバース気味に一人の登山者がゆっくりと登ってくる。 挨拶をすると「ビックリした」との答え。そりゃ誰でもビックリするわな。雪山は物音が吸い込まれるので気配が分らなくなる。 いでたちは、スッキリと決まっている。かなりのベテランと見た。 お話を聞くとこの辺をかなり歩かれているような様子であった。 何処から来たのかと訊かれたので、千秋林道から登って来たが、予定では木屋谷川を渡渉して盆栽平を経て水無山のはずが、間違えて木梶分岐の方へ上がってしまったので、予定と逆に回る予定ですと言うと、水無山から下るより、ウシロ嵓から盆栽平へ下った方が安全とのアドバイスを頂いた。 別れ際に数歩進まれたところで、「地図は持っていますか」と、問われたので、持っていますと見せると、「あぁ! 国見湧水ですか」、私ヤブコギネットの伊勢山上住人です。 これにはビックリ!!。こんな所で著名な伊勢山上住人さんに出会うとは! (;^_^ A フキフキ。しかし、親切なひとですなぁ~!!<(_ _)>。 道理でこの辺の事を良く知っておられるはずだ。憧れ目線で見てしまった。 後で、ヤブコギネットを見ると、「ナメコ探して・国見公園」と言う題の投稿で触れられていた。 しかし、間違うと言っても限度があるわな。よりによって谷の向側を登るとは( ̄□ ̄;)ガーン。地図も持ってるしGPSも持ってるのに、痴呆も極まったか!!。って、見てないもんなぁ~(ーー;)。 思いがけない邂逅を果たしたが、此処からはより慎重に行く事を肝に銘じて先に進む事に。 雪道を進み、国見山に到着。無人である。更に進み、ウシロ嵓を踏み、11時半前に水無山に到着。証拠写真を撮るとそさくさと引き返す。 [左…国見馬駆ケ場、右…国見手前の縦走路] [左…国見山山頂、右…水無山山頂] 途中で木梶方面を見ると、馬駆ケ場の山並がガスの間から覗け、此方と違って木々は雪を被って居らず茶色である。 奈良側と三重側ではかなり積雪量に差があるようだ。 伊勢山上住人さんの忠告に従って、ウシロ嵓から国見湧水を目指して斜面を下る。 暫く下ると、一部雪が被っていない所があったので見に行くと、小さな流れが始まっている。 これがいわゆる国見湧水と呼ばれる湧水のようだが?。さて?。 湧水から少し下ると、下に平地が見え、これが盆栽平のようであった。 盆栽平を見下ろす所に大きな倒木があったので、風を避けて倒木の陰で昼食休憩とする。 縦走路はガスが出ていて、時折ガスの隙間から遠望できる程度の展望だったが、この辺に来ると青空が広がってきて、視線の先には桧塚の山並が白く輝いている。 体はそれなりに疲れているが、風も殆ど無く、気分は爽快、絶好調だ。 小一時間休憩の後、盆栽平に下りてゆき辺りをブラブラ。 一面苔が張り付いた所に、大きな木が何本も生えている。当に大きな盆栽である。盆栽平とは良く言ったものだ。 ただ、惜しい事に倒木も多く、若干荒れた風景でもある。此れが自然か!。 これで、ポカポカ陽気にでもなれば昼寝に絶好、春にも訪れてみよう_〆(。。) メモメモ。 [左…盆栽平、右…木上に掛かる盆栽平の表示] 盆栽平を後にして、尾根を適当に歩いて周囲を観察、ゆっくりと木屋谷川の渡渉点に向う。 右から大きく回って30分程で渡渉点に出る。 [左…降って来た斜面、右…渡渉点(渡渉後撮影)] 渡渉すると、微かな踏み後がトラバースしているので其れを辿るが、2つ目の谷辺りから全く踏み後が判らなくなった。 落葉が深くて踏み後を覆い隠しているようだ。 周囲を見回しながら、歩けそうな斜面を選んで慎重に進む。 所処で赤テープを発見するが、とてもその通りには歩けそうも無いので、近くの歩ける所を慎重に選ぶ。 谷は深くは無いが、滑り落ちると余り良い結果を想像する事が出来ないので、気を使う。 踏み後の無い斜面を登ったり、下ったりを繰り返し、尾根と谷を越えて行く。「チカレター!、もう結構歩いたで!」と思う頃に、前方上方に本日3人目の登山者を発見。 歩む方向が林道方面に登ってゆくので、この近くに道子碑からの踏み後が続いている事を確信、登山者が歩いていた所まで登ってゆくと、今度は明確な踏み後に出会った。 フゥー!! やれやれ 斜面徘徊もこれで目処が付いた。一安心である。 明確な踏み後を辿って、尾根を越えるとすぐ下に道子碑の石碑が建っていた。 オォー!! やっと着いたぜい。 ( ̄ー ̄)v ブイ!。 林道を下って駐車地に到着したのは14時半頃。 フゥー 今日も良く遊んだ。(^▽^喜)。思いがけない出会いも在ったし中々充実した山歩きだった。 帰って、ヤブコギネットをチエックしなきゃ!! ( ̄― ̄)ニヤリ。
by loco156
| 2008-11-23 20:44
| H20 国見山・盆栽平
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||