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2008/8/9~12 白馬縦走 その1 (大雪渓、白馬岳)
白龍の、登るが如き大雪渓
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待ちに待った夏期休暇である。
以前からこの休みは、白馬岳縦走と決めていた。
3年前、杓子岳崩落により、白馬尻で撤退を余儀なくされた経過があり、かねがねリベンジの機会を狙っていた。
前回の予定では、2日目に白馬山荘から不帰の嶮を越え、一気に唐松山荘に行くと言うものだったが、後で考えると初心者の我々にはちと無理があった。
今回は途中の天狗山荘で1泊し、余裕のある行動予定とした。

後は、天候だけで、直前まで天気予報、週間予報支援図をチエック。
1週間程前の天気予報では、期間中まずまずの天気だが、週間予報支援図(500hPa高度の予報)では、8月8日辺りで高気圧の張り出しが消えており、やきもきしたが、直前になって8月9日から13日にかけて又高気圧が張り出してきた。
此れで、山の天気も大きく崩れる事が無いと安心した。やれやれ。

予定としては8月9日に家を出発し八方へ、10日に猿倉から大雪渓を辿り白馬岳へ、11日には白馬山荘から杓子岳、白馬鑓ヶ岳を経て天狗山荘、12日には天狗山荘から不帰の嶮、唐松岳を通って八方尾根を下ると言うもので、そこそこ余裕の計画である(連れから、我々の鈍足では12日の予定はムリとの声もあったが、「そんなもん、行ってみな判らんで」で計画実行となった。ウフフ!! (*⌒▽⌒*)b。

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《今回の軌跡》
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   右側の猿倉から登り、左側の八方へ降る。(カシミール3D表示)

《Time-Tble》
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中々予定通りには行かないもので、最後の唐松山荘から八方池山荘への降りはくたびれた。

e0050472_23183815.jpg[白馬村 待夢里]
今回は、白馬村の「ガストホフ待夢里」さんにお世話になった。
8月9日の夕方に入って、翌朝は5時半に朝食、その後、猿倉まで送って頂いた。m(_ _)m 。
本当を言えば5時半には猿倉に着きたかったが…まぁ良いか!。
e0050472_23242249.jpg[猿倉]
猿倉到着は6時。
3年ぶりだが、様子は変っていない。
相変わらず、登山者が賑やかである。
此処で、登山保険(千円/人)に加入、トイレetcをしていると、何時の間にか登山者が疎らになって来たので慌てて出発した。
既に予定より50分程度の遅れである。
ムゥー! 先が思いやられる (>_<)。

[白馬尻]
猿倉から林道、山道を、彼方此方に咲く花や白馬岳の遠望等を楽しみながら1時間半程歩くと白馬尻に到着。
前回来た時は連れの調子が悪くて寝ながら歩いていたのだが、今回の調子はまずまずか?。
しかし日差しがきつい!!。毛が薄い頭には殊更堪える (>_<)。
晴天も良いけど程ほどに。とは贅沢か?。e0050472_2325927.jpge0050472_2325577.jpg
[大雪渓]
白馬尻から16分程で雪渓の下端に到着。
傍にはケルンが立っていて、彼方此方で登山者がアイゼンを付けている。
中には、「これ、どう付けるの?」何てわめいている人も。

雪渓に踏み出すと、此処までの、汗だくの歩きとは異なり、吹き降ろしてくる風も冷たく、足元から上がってくる冷気もあって気持ちよく歩ける。
最も、周囲には岩が散乱していて、何時滑ってくるか判らないので気が抜けない。
岩に触るな、上部に注意、トレース外すな、が鉄則である。

1時間少し登ると、雪渓の中に岩が集まって島状になっている所(モレーン)に到着。
暫し休憩とするが、行動食を食べた後、オデーカン様は爆睡された(死体じゃありません。ちゃんと息はしてます)。 ハァー! ┐(´∇`)┌。
結局、此処で30分程度の大休止となってしまったが、今日は白馬山荘泊まりだから、まぁ 良かろう。
オデーカン様をムリに起こしでもしたら…(ーー;)。
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[雪渓終端、葱平]
島状の岩場から20分程度で雪渓終端に到着。
名残惜しいが、此処はスッパリと雪渓に別れを告げる(格好付けてる場合か?)。
雪渓終端周辺は葱平と呼ばれている所で、名うての崩落地帯、2年前の崩落もこの辺りの杓子側。
休憩も取らずにさっさと通り抜ける事にする
ルートはいわゆる夏道ルートのようで、山腹に付けられたガレた道をジグザグに登ってゆく。
何時の間にか、避難小屋後まで登って来た為、小雪渓のトラバースは気がつかなかった?(ルートが変ったのか?)。e0050472_9421920.jpge0050472_23305363.jpg
[お花畑]
雪渓登りに比べて、葱平から急傾斜の登山道は堪える。まるで天国と地獄である(チト 大袈裟か?)
途中、避難小屋跡で昼食を摂ったり、花や天狗菱(杓子岳の岩峰)の写真を撮ったりしながらゆっくり登るが、何とも暑さが体力を奪ってゆく。
お花畑と言われる所まで来て、小休止でもするかと日陰に座り込むと、又してもオデーカン様はお眠りモード。
どうも、疲れが一定以上溜まるとスイッチが切れるようで、暫く充電すると又動き出す。まるで玩具のロボットである。何処かに「充電中」の表示があったりして?。ヽ(。_゜)ノ へっ?。e0050472_23312987.jpge0050472_943768.jpg
[村営山頂宿舎]
お花畑から見上げると、村営山頂小屋が見えたが、意外と時間がかかり、40分程岩だらけの道を、最後は木階段をこなすと村営山頂小屋に着いた。
横に広がる雪渓の下部が水場になっていて、すこぶる冷たい水が流れ出している。
早速水筒に汲んで一口、ウホッ! 冷たい!!、美味い!!。生き返る心地である。
今日の宿舎は此処ではなく、もう少し登らねばならない。
一瞬、此処で終り!!。と したかったが、個室代先払いを思い出し、諦めて最後の登りに取り掛かる。e0050472_23322070.jpge0050472_9441836.jpg
[白馬山荘]
村営小屋から少し登ると縦走路に突き当たる。
左に行けば杓子岳、唐松岳方面、右に行けば白馬岳で、目をやれば天空の城郭、白馬山荘が横たわっている(定員1500名ですぞ!!。ちなみに村営頂上宿舎は定員1000名。こんなに来るの? ( ̄□ ̄;)ガーン)。

展望はすこぶる良くて、谷を挟んで立山連山が雲の間から顔を見せている。

広くなった尾根の、砂礫道をヨロヨロと登ってゆくと、15時半、山荘に到着。
フゥー!! やって来たぜぃ! L(@^▽^@)」 ワーイ。e0050472_945837.jpge0050472_9463251.jpg
[白馬岳]
山荘の宿泊手続きを終えて、指定の個室に行くが、個室は2畳の2人部屋。
一畳が江戸間かマンションサイズか、寝転ぶと足がはみ出る。
チョット笑ってしまった ヽ(。_゜)ノ へっ?。
しかし、他の登山者を気にする必要が無いのは助かる。
取り合えず、荷物を置いて、白馬岳山頂に向う。

「行ける時に行っとく」が鉄則ですよ、オデーカン様 ヘヘェー_(_^_)_

山頂(2932m)に着くと、其れまであった雲が取れて大展望!!w(°o°)w おおっ!!。
暫し、疲れを忘れて、呆然自若。
ふと、我に返ると、山頂の片側は大きく切れ込んだ絶壁で、反対の富山側は緩く傾斜している。いわゆる非対称山稜である。
山頂のすぐ下を通っている縦走路の先へ目をやると、夕日の中、小蓮華から一人の登山者が近づいてくる。
何か 絵になるなぁ~!!。( ̄― ̄)ニヤリ。e0050472_9471165.jpge0050472_9481679.jpg

白馬山荘前から。
丸山の遥か上空に浮かぶ立山劔岳…丸山山頂には人影が。
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白馬縦走 その2へ ――≫≫≫
by loco156 | 2008-08-14 20:30 | H20 白馬縦走
2008/8/9~12 白馬縦走 その2  (杓子岳、白馬鑓ヶ岳)
夏空に、杓子と鑓と劔岳。
右後方上部に劔岳、その下に丸山、その又下には村営頂上宿舎。(白馬山荘より)
 
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《本日の軌跡》
白馬山荘から、丸山、杓子岳、白馬鑓ヶ岳と辿り天狗山荘に至ルート。
今日は中日の休養コースで、楽勝のはずだったが…?。
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[白馬岳のご来光]
連れが起きてこないので、山荘のゴムサンダルを突っ掛けて、ブラブラと信州側の稜線を上がり、ご来光を見に行った。
結構沢山の人が夜明けを今か今かと待っているが、コレって 原始に刷り込まれた感情か?。
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[早朝の丸山と劔岳] 早朝、白馬山荘より。
丸山の上に雲が棚引いて、その上に立山連山、劔岳が見事!!。
その内、きっと登ってやる!!(連れには内緒^_^;)。
ヘリはサービスねっ!! ( ̄― ̄)ニヤリ。
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[旭岳(2867m)]
今日は余裕のスケジュールなので、時間がある。
目の前にそびえる山が気になるので、山荘の従業員に聞いてみると、往復で2時間程度、登口は判り辛いが表示があるとの事なので行ってみる事にした。
連れは、山荘でマッタリしたいので不参加って事で一人で出かける。

取り付きらしい所まで行ったが、良く判らず、近くに居た2人組の登山者に尋ねると、「この山には正規の登山ルートは無いので、登れると思った所が登山口」とのこと。ヘッ??。そうですか??。

取り付きを探してウロついたが、結局先程の2人組の後を追って行く事になった。
岩で埋め尽くされた急斜面、右に左に足掛りを探しながら登って行き、少し平らになった所に出ると、此処が山頂ですと言われたが、標識は見当たらなかった。

山頂からは、ガレた斜面に踏み跡らしいものがジグザグに降っているので、辿ってみたら、あっと言う間に雪渓の横に降り立った。
何だ、やっぱりこの辺が取り付きだったのね。余計な時間を食ってしまった。
山荘に戻ると、8時半頃で、丁度2時間のアルバイトだった。
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[丸山(2768m)]
さて、本日の行動開始である。
山荘を出発したのは9時頃と、チト時間を食いすぎたかな?。
この頃になると、既に、下からの登山者が小屋に到着している。
今日は短い行動時間だし まっ 良いか! ┐(´∇`)┌。

縦走路を一旦降って、大雪渓への分岐をやり過ごして登り帰すと丸山である。
此処は、地図にも山名が載っていないが、周りを白馬岳、杓子・鑓ヶ岳、立山連山が囲む位置にあり360度の展望である。

此処で、早くも行動食を口に入れ、暫し景色を楽しんだ後、縦走路を先に進む。
丸山からは、ガレた道がジグザグに降っており意外と傾斜もあって歩き辛い。
(丸山からの展望…左から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、劔岳、旭岳)
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(丸山から白馬方面を振り返る。何となく、サソリの形に見えるのは私だけ?)
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[杓子岳(2812m)]
丸山から鞍部に降り立つと、杓子岳への道が伸びているが、草木が無く荒涼とした景色の中、砂礫のガレガレ道だ。
少し登り帰すと、杓子岳への直登道と巻道の分岐に付くが、どちらを行っても気分的に辛そうなので、直登道をとる事に。

不安定なガレ道を一歩一歩登ってゆくと、やがて少し広場になった平坦地に出て、見渡すと真ん中辺りに山名標識がポッンとたっていた。
杓子岳山頂である。
(連れが「まるで卒塔婆みたい」だと。何を縁起でもない…クワバラクワバラ (>_<))。

杓子岳への登りに取り掛かる頃からガスが出始め、山頂では残念ながら展望は得られなかった。e0050472_1430086.jpge0050472_14302729.jpg
e0050472_14305563.jpg山頂から、白馬鑓ヶ岳へのルートは屋根状の尾根に沿って伸びているが、ガスの中でも信州側は鋭く切れ落ちているのが良く判った。
この山全体が、風化した砂礫で出来ているようで、岩はヒビ割れ、その上草木も殆ど見当たらない。
崩落が何時起きても不思議ではない事を実感した。
e0050472_14323028.jpg杓子の尾根を端まで歩いてゆくと、その先の縦走路は、一旦鞍部に降った後、登り返して白馬鑓ヶ岳へ伸びている。
杓子と同じような砂礫の、荒涼とした景色である。
ガスが無ければ、その先の山々も期待出来たのだが残念。
まぁ 雨が降らないだけましか。暑さもやわらいでいるし。

e0050472_1433879.jpg[白馬鑓ヶ岳(2903m)]
杓子より鞍部に降って、食事休憩とする。
此処から白馬鑓への登り道を見ると、杓子から見たよりも傾斜が急に感じられる。

休憩で体力を回復させて登りに取り掛かり、一歩一歩ザレ道を踏みしめ、1時間程度足を運ぶと山頂に到着。
山頂は小さな平坦地で、此処もかなり風化した山名表示の標識がぽっんと立っている。
ガスで周囲の展望が無い為、何だかうら寂しい。
14時頃と少し先が心配になってくる時間なので、記念写真を撮って先を急ぐ。

白馬鑓山頂からの降りも、今までと似たような砂礫の尾根道が続いており、先の方で急に落ち込んでいるのが見えた。

連れに、「あそこの斜面を降ると、きっと小屋が見えるで」と話すと、其れまでノタリノタリと歩いていたのが、「さぁー、早よ行こ!」と足取りが速くなる。
全く、げんきんな事である。

所が、少し先に進むと、ガスが一部取れて来て、先の山並が見えてくると、どうも、登り返して2つ程ピークを越えた所が山荘の様である。
連れの、ブータレが炸裂! ヒィー(>_<)。「ヘイヘイ 私が悪うござんした ヘッ!」なんて、口が裂けても言えません (´ヘ`;) ハァ。e0050472_14361444.jpge0050472_14365561.jpg

e0050472_1437379.jpg[鑓温泉への標識]
なだめすかして、1つ目のピークを過ぎて一旦降り、少し登り返した所に鑓温泉への標識が立っていた。
これで間違いなくこの先が天狗山荘と実感。ヤレヤレ (´Д`) フゥ。

標識には「天狗山荘 営業中」と表示されていたが、こんな所で意味あるのかね?。
此処まで来て「休業中」だったらどうすりゃ良いの?、だわさ。

[天狗山荘]
標識をやり過ごして、登り返し、その後2つのピークを30分程で通過、最後の降りに差し掛かると、眼下に天狗山荘が佇んでいる。

斜面の道をダダダッと降って、15時山頂到着!!。 ヾ( `Ω´)ノ フッ。

山荘の目の前には雪渓があり、その下部が水場になっている。
雪解け水が流れ出ており、一口飲むと「オホッ!! 冷たい!、美味い!、寿命が延びるー!!」。
こりゃ、たまりませんなぁー! ( ̄^ ̄)V ブイ。e0050472_21372656.jpge0050472_14382174.jpg
この小屋は、余り混まない、夕食に鍋が出る、雪渓が傍にあって水が豊富、との事前情報を得ていたが、結局、我々も1区画8人定員のスペースを2人で使用する事になって、白馬山荘の個室より格段に広い個室となった。

食事も、此処まで野菜を荷揚げするのは大変だろうに、キッチリ小鍋も着いてきて、鍋好きには堪えられませんなぁ\(~o~)/。

[夕日で薄く赤みが差した白馬鑓ヶ岳]
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食事迄の間、周囲を散策、小屋からは信州側の展望だけだが、少し登ると富山側も展望できた。

白馬縦走 その3へ--≫≫≫
by loco156 | 2008-08-14 20:20 | H20 白馬縦走
2008/8/9~12 白馬縦走 その3  (不帰の嶮、唐松岳)
北信の帳を開くご来光。 乙妻山と高妻山の間から登る朝日(天狗山荘より)。 
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 《本日の軌跡》
今日は最終日、今回のハイライト、不帰の嶮越えだo(^∇^)o ワクワク
天狗山荘から不帰の嶮、唐松岳を経て八方尾根を辿る長丁場である。
 
e0050472_12225685.jpg

e0050472_13275565.jpg[天狗山荘]
《←小屋近くの縦走路》
今日は最終日で、今回の肝である不帰の嶮を目指す。
今日の行程は、実質的には最も長丁場、出来るだけ早く立つ事にしていたが、なんやかやしていたら、食事に出遅れ、我々が食べ終える頃には登山者の姿が無くなっていた。
何時もの事ととは言いながら ムゥー!!(ーー;)。
結局小屋を出たのは6時過ぎ。遅っ!! (ーー;)。

[天狗の頭(2812m)]
小屋から天狗の頭へは、緩やかな登りで、早朝の気持ちの良い空気を吸いながらの快適コースを辿る。
嬉しい事に、今日も好天気で「天気晴朗、雲高し」である。
天狗の頭は丘陵状の広い山頂で、展望や良し。
既に山頂でカメラを構えている人がいた。(^◇^ ;) ほぇ~ お早いお越しで。e0050472_2146088.jpge0050472_21462468.jpg

e0050472_2147343.jpg[天狗の大下り]
天狗の頭を越え、依然として広い尾根を緩やかに下ってゆくと、岩がケルン状に堆積した地形のところに出る。
これを巻気味に行くと、小さな看板が立ててあり、「天狗の大下り」の文字が見える。

天狗の大下りは高度約300mを、一気に不帰のキレットまで下る。
上部は鎖場、中腹より崩れやすいガレた道となっていて、以外に時間がかかった。

途中のガレ道で連れが大転倒、声がしたので、下から見上げると、斜面に足が飛び出しているではないか ( ̄□ ̄|||)がーーん!。
慌てて駆け登ったが、怪我は肘を擦りむいた程度でホッ!とした。
この少し前にも、足を滑らせて、岩だらけの道に尻餅を突いていて、何か祟りでもあるん??。
こりゃ 先が思いやられるで~。不帰越えが在るしなぁ~ ( ̄~ ̄;)う~ん??。。。
e0050472_21555081.jpge0050472_2156123.jpg

[不帰の嶮Ⅰ峰]
天狗の大下りを下り終えて、鞍部のキレットに降り立つと、目前に不帰の嶮が急激に立ち上がる。
急斜面の岩場で、「何処を行くねん?」である。
先行者が居ないかと視線を走らせたが、誰も居ない。(肝心な時に居ないんだよな~ ケッ! (ーー;))。
大下りで少し疲れた(連れの転倒もあって)ので、此処で小休止し、ルートを観察していると、降ってくる一団が眼に入ったので、辿るルートを観察する。

一団が鞍部に降り立ったので、此方も出発とした。
岩場の下に立ってみると、鎖場ではあるが、足掛りも沢山あり、思っていた程でもなく通過できた。
だが、途中で写真を撮るため下を向くと、高度感と岩場の急斜面で、頭がクラクラしそうである。ヒィー!! (>_<)。
e0050472_2157168.jpge0050472_12373553.jpg
e0050472_2202115.jpg最初の岩壁を越えてしまうと、それ程危険を感じる事も無くⅠ峰の山頂に到着。
まぁ! こんなもんだろう。
山頂は岩の間の小さな平地となっていて、これまた小さな表示板が立てられていた。

[不帰の嶮Ⅱ北峰]
Ⅰ峰を越えて、岩場に付いたガレ道を降ってゆくと、目前にオェー!!、如何するんだぁ~!! L(・o・)」 オーマイガ。
鋭い岩山が迫ってくる。降れば降る程、先は鋭くなり、尾根はナイフの様に薄くなってゆく。
まいりました _(_^_)_ガク。
e0050472_2223917.jpg

兎に角鞍部まで降りて、登口に立って見ると、此処も遠目では分らなかったが、ルートは赤ペンキで矢印や丸で書かれていて明確である。
足掛りも沢山あるようで、慎重に辿れば行けそうと見た。

岩壁に取り付き、登り始めると、鎖、鎖、岩越、鎖、バンド、梯子、と息を付かせぬ攻撃である。
夢中になって、手足のフル活動、4WDでこなす事2時間弱、最後の鎖で岩を越えるとヒョコと空に頭が飛び出した。
視線を下げると、足元の岩に青いプレートが取り付けられており、「不帰の嶮北峰」の表示が。
オォー!! 核心部を通過したぁ~!! (≧ ≦)Ω ヨッシャ!。
此処まで来たら、後はこっちのもんだぜぃ!! ( ̄― ̄)ニヤリ。

しかし疲れた!! (ーー;)。さすがに息が抜けん所である。
途中、写真を撮ろうと視線を下げると、恐怖感で、最初は股の間が「スゥー」、その後背筋が「ゾクゾクー」、最後はフラフラっと感じて、鎖をギュっと持ち直す。
これの繰り返しである。小心者には寿命が縮まる思いですなぁ~。

連れが「雪解け水で伸びたり、岩場で縮んだり、えらい忙しい寿命やなぁ」だと。
ぶ!無礼者!!め!(`×´) プンプン(と、言ってみたい今日この頃、「夫権は毛と共に去りぬ」である)。e0050472_2242955.jpge0050472_2245643.jpg
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[不帰の嶮Ⅱ南峰]
北峰に立って、ホッとしたのも束の間、登って来た程の事は無いが、依然岩だらけの山道が続く。躓きでもしたら、えらい事になりそうだ。

気を取り直して、尾根道を辿ると、北峰より広い平坦地に出た。平坦地の中央付近に小さな看板が立っていて、「不帰の嶮Ⅱ南峰の表示。
そう言えばネットのレポでも、此処で休憩する人が多かったが、今日は条件が良いにも係わらず、不帰Ⅱ北峰から此処まで、誰にも会わなかった。
夏休みのこの時期は、彼方此方で順番待ちが発生して時間がかかるとのとの事だったが、誰もいない。皆はどうした?、何処に行った? (・・?。

この山頂は、そこそこの広さが在り、展望は不帰のど真ん中、悪い筈が無い。
時間の余裕と日差しがもう少し柔らかければ、マッタ~リしたい所である。e0050472_2223122.jpge0050472_22232385.jpg

[不帰の嶮Ⅲ峰]
不帰の嶮Ⅱ南峰からガレた山道を下って、瘤のような不帰の嶮Ⅲを目指したが、登りコースが良く判らない。
注意して登って行ったが結局判らず、巻道を行った様で、気が付いたらⅢ峰は通り過ぎていた。e0050472_22252122.jpge0050472_22255098.jpg

e0050472_22265549.jpg[唐松岳(2696m)]
不帰の嶮Ⅲ峰を通り過ぎた頃から、目前に大きな山塊が広がってきて、縦走路がウネウネと登ってゆく。
唐松岳である。
この登りが、今回最後の登りとなる。
「此処は、じっくりと登りを味わいたい!」なんて気持ちはサラサラならない。
疲れの溜まった足にムチ打って、ゼイゼイハァーハァー、ヨタヨタで45分程もがいたら山頂に到着した。
ハァー!! 腹減った!! へ(×_×;)へ ヘニョヘニョ。

此処まで来たら、後は八方尾根を下るだけ。麓には2時はムリでも何とか3時までには辿り着けそうである。
景色を楽しむ余裕も無く、急き立てられる様に唐松山荘を目指す。

[唐松山荘]
唐松岳からガレた道を20分強降ると唐松山荘に到着した。
此処で、昼食休憩とするつもりだが、外は炎天下でとてもじっとはして居れない。
食堂で冷たい生中でもと、山荘受付に場所を聞きに行くと、「外来者用の食堂はありません、売店は此処だけで、他にはありません」とにこやかに堪えてくれた。
エェー!! 此処は食堂も売店もないんだ!! ヽ(。_゜)ノ へっ?。
今まで行った有人の小屋で、食堂も売店も無い所が無かったので驚いたが、本来の小屋はこんなのかも知れない。

取り合えず、炎天下で食事をするのは耐えられないので、周りを見渡すと、丁度、改装中の小屋に足場が組んであり、その下が細く日陰になっていたので、そこの潜り込んで昼食休憩とした。e0050472_22282754.jpge0050472_2231740.jpg

e0050472_223255.jpg[八方尾根]
昼食も済んだので、長居は無用と、12時前に八方尾根へと向う。
最初は急斜面に付けられたトラバース道で、幅は広いが、ヨロケでもして谷側に落ちると一貫の終り。新聞種になりそうである。(>_<)

トラバース道を過ぎると、尾根道となり、尾根の先、少し下に丸山ケルンが見えた。
此処からは軽快に尾根道を降り、途中にある扇雪渓で一休みしたものの、一気に八方池山荘まで降った。e0050472_2233691.jpge0050472_22332128.jpg
ハァー!、終わった!終わった!、娑婆に帰ったぜぃ! v( ̄∇ ̄)v。
何だか ホッとして 寂しい ~o( _ _ )o ショボーン。

気を取り直して、次は何処にしょう?? ねっ オデーカン様。

途中、八方池では、一般観光客が沢山登って着ており、我々の格好は何だか浮いているようで、おばさんや子供達が不思議そうに見ていた。
(姿よりも匂いかも?。何と言っても3日も風呂に入っていない。 バッチー!(>_<))

小屋に着いたのは14時20分頃と、思ったより早く降れたので一安心。
ゴンドラの最終時間は気にする必要が無くなり、緊張が取れたのか、連れは早速売店を物色、まずはアイスクリームだと!。
ヘイヘイ オデーカン様 お気の済むままに ヘヘェ _(_^_)_。
何なら、缶毎如何で?。

今回出合った花々はこちら--≫≫≫


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【後日談】
何も知らずに、機嫌よく遊んでいたが、家に帰ってから聞くと、8月10日午前7時頃に白馬大雪渓で、落石の為一人が亡くなったとの事。
当初、八方で何時もお世話になっているジュピターさんの予約が取れず、相談したら、「白馬尻か猿倉に泊まると便利だよ」と進められ、どうせなら白馬尻で泊まろうと、チョットその気になった。
しかし、お風呂に入れない事がネックとなり、結局待夢里にお世話になる事にした。
もし、其のまま、小屋に予約をしていたら、亡くなられた人と同じスケジュールで行動していたはずだった。

又、8月19日には雪渓終端、標高2200m辺りで白馬側が大崩落し、登山道を押しつぶして、歩いていた登山者2名が亡くなったとのニュースである。
我々が其処を通過した時、丁度、雪渓からトラバース道に上がる所や木道が渡された沢辺りは危険な感じで、何時崩落が起きても不思議ではない様子だった。
どちらにしても、我々もチョッとタイミングなり、条件なり、が変っていたら巻き込まれていたと思うと背筋がゾォー!!である。
しかし、2年前と言い、我々は運の良い事である。 感謝!m(_ _)m


by loco156 | 2008-08-14 20:10 | H20 白馬縦走
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